秩父市大宮の羊山公園にある「芝桜の丘」が見頃を迎えている。紅音（あかね）やアメージンググレイスなど、10品種40万株以上の花々が約1万7600平方メートルの敷地一帯を色鮮やかに彩り、多くの来場者がふわふわの花じゅうたんに見入っている。

　市によると今年の開花は昨年より数日遅く、大型連休期間中まで楽しめそうだ。

　今年も昨年同様、園内飲食禁止や巡回バス運行中止などの規制があるが、園外の「秩父路の特産市」は3年ぶりに開催。感染対策を万全にして観光客を迎え入れている。

　5月5日までは有料で、入園料は一般300円、中学生以下は無料。アクセスは秩父鉄道御花畑駅か西武秩父線西武秩父駅で下車し、徒歩で約20分。

　問い合わせは秩父市観光課（TEL0494・25・5209）へ。