<新型コロナ>クラスター17施設拡大…埼玉2987人感染1人死亡 国立機関で新クラスター 学年閉鎖も
埼玉県などは21日、新型コロナウイルスに感染していた70代女性1人が死亡、新たに2987人の感染を確認したと発表した。感染者は7日連続で前週同一曜日を下回った。内訳は県発表が1941人、さいたま市471人、川口市324人、川越市101人、越谷市150人。
これまでに確認された感染者は49万3240人(チャーター便帰国者含む)、死者は1428人(21日午後6時現在)。
20日夜時点の重症者は10人、感染者の入院は681人、宿泊療養623人、自宅療養1万6647人。退院・療養終了は46万8043人。
県によると、県管轄では70代女性1人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~100代の男女1932人。うち、みなし陽性は31人。クラスター(感染者集団)関連は17施設で、新たに高齢者施設、国立機関、医療機関で8~9人の感染が確認された。会食で感染が疑われるのは20~70代の男女10人。ワクチンを3回接種していた10~90代の男女255人、2回接種していた未就学児~90代の男女578人が感染した。県教育局によると、県立学校6校で学級閉鎖が6件、学年閉鎖が1件あり、児童生徒23人が感染した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女471人。うち1人が中等症となっている。
川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女324人。うち、みなし陽性者は18人。学級閉鎖は幼稚園が1園1学級、小学校が5校8学級、中学校が1校4学級。また、3月29日に陽性と公表した1人について、重複があったとして取り下げた。
川越市によると、感染が判明したのは、未就学児を含む10歳未満~90代の男女101人。うち、みなし陽性者は1人。
越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女150人。