25日午後4時50分ごろ、埼玉県さいたま市北区植竹町2丁目の路上で、自転車で通行中だった同区の無職女性（58）が男にナイフのようなものを突き付けられ、現金10万円を奪われた。女性にけがはなかった。

　大宮署によると、現場はJR土呂駅から西に約300メートルの住宅街。女性が自転車に乗車中、男に「すみません」と声をかけられると、ナイフのようなものを突き付けて「金」と脅迫され、女性は現金10万円を渡した。女性はその場から逃げ、午後5時15分ごろ、「ナイフのようなものを突き付けられて現金を取られた」と110番した。

　男は40～50代くらいで身長170センチくらいのがっちりした体形。黒色っぽいニット帽をかぶり、上下で黒か灰色の服を着ていたという。同署は強盗事件として男の行方を追っている。

■続報
　大宮署は26日、捜査の結果、被害の事実がないことが判明したと発表した。