埼玉新聞

 

花園アウトレットモール近くの「深谷テラスパーク」プレオープン、見どころは アウトレットは今年秋開業へ

  • プレオープンした「深谷テラスパーク」=深谷市黒田

 深谷市黒田に深谷の農業や観光、秩父地域の情報などを発信していく観光拠点「深谷テラスパーク」が15日、プレオープンした。同市が「花園インターチェンジ(IC)拠点整備プロジェクト」で整備してきた施設で、管理棟と円形広場の使用が可能になった。グランドオープンは5月28日。

 同パークは秩父線「ふかや花園駅」北側の約1万5千平方メートル。管理棟の延べ床面積は約180平方メートル。高さ2・5メートル、横4メートルの屋外向け大型デジタルサイネージで深谷の特徴や秩父地方の見どころを紹介。

 屋内には55インチの画面が4面付いたモニターも設置。虫の視点で深谷ならではのネギやブロッコリーなどの野菜を楽しむこともできる。屋上のパノラマデッキからは秩父や群馬方面の山も一望できる。

 5月28日からは高さ8メートルなどの滑り台、じゃぶじゃぶ池の使用も始まる。バーベキューは夏からの使用を予定という。

 隣接するキューピーの施設は5月29日開業予定。「ふかや花園プレミアム・アウトレット」は今年秋の開業を目指し工事が進んでいる。

 初日の深谷テラスパークには午前9時から同11時までに約100人が訪れ、傘を差しながら見学していた。同市の坂井貴美子さん(60)は「広々としたおしゃれな空間が気に入りました。レイアウトも深谷らしさが存分に出ていますね」と気に入った様子。寄居町の30代女性も「園内には電線がなく空も広いし見晴らしもいい。デッキから周辺を一望できると思うと楽しくなりました。晴れた日にまた来ます」と楽しんでいた。

ツイート シェア シェア