埼玉新聞

 

若い女性向けの狭山茶フレーバーティーに期待 埼玉・入間市、日本薬科大、NTT東日本が開発 消費拡大へ

  • 入間市内の中高生がデザインしたパッケージの狭山茶フレーバーティー

 地域資源を活用した地域活性化に連携し取り組んでいる入間市と日本薬科大、NTT東日本埼玉西支店の3者は入間市内の茶業者と共同で狭山茶フレーバーティーを完成させ、同市二本木の市博物館で完成披露会を開催した。

 3者は昨年7月に地域活性化に向けた連携協定を締結。その取り組みの一つとして消費が減少傾向にある狭山茶の消費拡大に図るため、若い世代の女性向けのフレーバーティーを開発することとなった。

 開発に取り組んだのは入間市内の清水園製茶工場、田中製茶園、千歳園、法師園の4茶業者。日本薬科大薬学部の学生と共同で各業者一つずつ四つのフレーバーティーを完成させた。フレーバーティーのパッケージは市内の中高生がデザインしたイラストを採用した。

 フレーバーティーはそれぞれティーバッグ入りで各茶業者のインターネット通販で購入することができる。

 完成披露会で杉島理一郎市長は「連携することで市だけではできなかった自信作が出来上がった。フレーバーティーが広まることで狭山茶全体を応援してもらえれば」と期待を込めていた。

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