埼玉新聞

 

ところざわサクラタウン、散策路は「花回廊」 「木や花の名前知りたい」寄せられた声で案内板など設置

  • シダレザクラの下でポーズを取る所沢市イメージマスコット「トコろん」=3月27日午後、ところざわサクラタウン

 KADOKAWAと角川文化振興財団が運営する所沢市東所沢和田のところざわサクラタウン西側の散策路が「花回廊」と命名され、樹木の名前が分かるように案内板などが整備された。3月27日にKADOKAWAの角川歴彦会長、所沢市の藤本正人市長らが出席し式典が開催された。

 花回廊は全長約200メートルで、シダレザクラやヨウコウザクラ、タイサンボクなど78種、128本が植栽されている。そら植物園代表の西畠清順さんが監修し、四季折々の花が楽しめるのが特徴。2020年のサクラタウンのオープン時から開放しているが、「植えられている木や花の名前を知りたい」といった声が寄せられたことから、案内板などを設置した。

 今後、角川文化振興財団が発行する雑誌「俳句」「短歌」「武蔵野樹林」と連動したイベントやワークショップの開催も予定されている。

 式典で角川会長は「市民に親しんでいただけるように整備してきた。新しい名所として一緒に育てていただければ」と話していた。

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