俳優・福原遥さん、一日通信指令官に 模擬110番の受理や指令、「110番の日」に体験 通報の多さに驚き…「緊急性のない場合は相談専用電話へ」と呼びかけ
2025/01/11/12:34
埼玉県警は「110番の日」の10日、県出身の俳優福原遥さん(26)を一日通信指令官に委嘱した。110番の適正利用を促進しようと、さいたま市浦和区の県警本部で、福原さんは模擬110番の受理や指令を体験した。
福原さんは、県内からの110番が県警本部に入る仕組みなどを学んだ後、交通事故や不審者を想定した模擬110番の受理や映像通報システムの活用を実施。通報者から発生場所を聞き取ったり画像の転送を受けて、警察官の派遣を速やかに対応した。
体験を終えた福原さんは「通報がこんなにもたくさん来ていることに衝撃を受けた。通信指令課があるからいろいろな人が助けられるので、すごい仕事だと実感した」と驚いた様子。110番は警察が迅速に対応するための大切な窓口として「悩み事や相談など、緊急性のない場合は警察相談専用電話か最寄りの警察署へ相談してください」と呼びかけた。