埼玉新聞

 

幻想的な「夜桜詣(もうで)」、埼玉・日高の聖天院で開催 国の特別記念物・三春滝桜などライトアップ

  • 桜と寺がライトアップされた昨年の「夜桜詣」=日高市の聖天院

 ライトアップされた夜桜を鑑賞しながら寺院を参拝できる「夜桜詣(もうで)」が26日から、埼玉県日高市新堀の聖天院(横田辨宥住職)で開催される。

 同寺は奈良時代末(751年)に創建された真言宗智山派の古刹(こさつ)で、高麗郡長を務めた高麗王若光の菩提(ぼだい)寺。境内にはソメイヨシノやヤマザクラをはじめ、国の特別記念物の三春滝桜(福島県田村郡三春町)や秋田県角館市のシダレザクラが特別に植樹されている。

 夜桜詣では、見頃を迎えた桜と本堂がライトアップされて夜空に浮かび上がり、昼間とは一味違った幻想的な雰囲気が楽しめる。

 ライトアップは27日、4月2日、同3日にも開催予定。ただし桜の開花状況や雨天等で中止も場合もある。午後6時から同9時まで。拝観料300円。

 問い合わせは、聖天院(電話042・989・3425)へ。詳細は聖天院公式サイト(https://shoudenin.jp/)でも確認できる。

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