埼玉新聞

 

SNSやりとり後、被害者が現場へ 所沢男性殺人 現場のマンションに住んでいたと見られる女、埼玉県での行動については「言いたくない」と供述

  • 現場となったマンションを調べる捜査員ら=29日午後1時50分ごろ、所沢市東住吉

    現場となったマンションを調べる捜査員ら=12月29日午後1時50分ごろ、所沢市東住吉

  • 現場となったマンションを調べる捜査員ら=29日午後1時50分ごろ、所沢市東住吉

 所沢市東住吉のマンションで会社員の男性=当時(25)=が殺害された殺人事件で、男性が事件前に交流サイト(SNS)で何らかのやりとりをした後に現場マンションまで向かったことが6日、県警への取材で分かった。男性は事件当日、スマホの地図アプリで現場マンションの所在地を調べており、県警はSNSでのやりとりがきっかけで現場に向かったとみて、詳しい経緯を調べている。

 事件後には現場マンション3階の一室に住んでいたとみられる中国籍の30代女が立ち去っており、県警は昨年12月29日、福井県内で女を確保、入管難民法違反(不法残留)の疑いで逮捕していた。女は逮捕容疑を認めているものの、埼玉県での行動については「言いたくない」と供述しているという。

 県警は、女が何らかの事情を知っているとみて捜査を進めている。

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