埼玉新聞

 

<新型コロナ>40代女性が死亡…埼玉5947人感染、クラスター4件発生 さいたま市の感染が過去最多に

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは10日、新型コロナウイルス感染者を新たに5947人、死者6人を確認したと発表した。県によると、感染者の内訳は、県発表が3358人、さいたま市1385人、川口市684人、川越市209人、越谷市311人。

 これまでに確認された感染者は22万4765人(チャーター便帰国者含む)、死者は1097人(10日午後7時現在)。

 9日夜時点の重症者は63人、感染者の入院は1590人、ホテル療養683人、自宅療養2万5824人。退院・療養終了は18万4456人。

 県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め男女3369人。県教育局によると県立学校13校で児童生徒28人、教職員1人が感染し、学級閉鎖を17件実施した。

 さいたま市によると、80代男性が6日、70代男性が8日に死亡した。市内の死者は175人。感染が判明したのは10歳未満~100代の男女1385人。過去最多を更新した。医療機関から陰性の連絡があり、陽性者3人を取り下げた。岩槻区の特別養護老人ホームで、40~90代の通所介護利用者9人、職員15人の計24人の感染が判明し、市はクラスター(感染者集団)と認定した。

 川口市によると、90代と80代の男性2人が死亡した。新規感染者は10歳未満~90代の男女684人。陽性者1人の取り下げがあった。

 川越市によると、80代女性が6日、40代女性が7日にそれぞれ死亡した。未就学児を含む10歳未満~80代の男女209人の感染を新たに確認。

 越谷市によると、新たに感染が判明したのは311人。市内高齢者施設3カ所で集団感染が判明、市職員9人が陽性が明らかになった。

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