埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉で「まん延防止」、児童生徒の直行直帰を徹底 修学旅行、部活、卒業式、高校入試は

  • 県新型コロナ対策本部会議で県内の感染防止策について述べる大野元裕知事=19日午後、県危機管理防災センター

 県は19日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、政府が県などに「まん延防止等重点措置」を21日から2月13日まで適用したことに伴う県の感染防止の取り組みを決めた。

 まん延防止等重点措置に伴い、県内の県立学校でも対策が強化される。

 通常は児童生徒の直行直帰を徹底。修学旅行など校外行事は目的地の状況を踏まえ、保護者の十分な理解を得て延期や中止を含め実施を判断する。卒業式は原則、児童生徒と教職員で行い、保護者は1人まで。

 部活動では休日の活動、校外活動を禁止。陽性者が確認された場合は原則1週間活動を停止、県外の公式大会に参加する場合はPCR検査などを受けるよう要請する。

 県公立高入試は対策を講じて実施。陽性者、濃厚接触者への対応策を実施する。市町村教委には県の対応を踏まえ適切な対応を要請。私立学校にも同様の対応を求め、特に寮の対策徹底を要請する。

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