埼玉新聞

 

シーズン到来、越谷いちごタウンにぎわう 毎年多くの客、「紅ほっぺ」「章姫」「かおり野」など食べ比べ

  • ビニールハウス内で真っ赤な実を付けたイチゴを摘む来園者=越谷市増森の越谷いちごタウン

 越谷市増森の「越谷いちごタウン」で、今季もイチゴ狩りのシーズンを迎えた。

 開園5年目を迎えた同園は8棟のビニールハウスが立ち並ぶイチゴ狩りの名所。ハウスを自由に移動して「紅ほっぺ」や「章姫」「かおり野」「よつぼし」など多品種のイチゴを食べ比べることができる。

 越谷産イチゴを使ったスムージーなどが味わえるカフェや売店もあり、シーズン中には市内外から多くの来園者が集まる。

 年末年始の休みの最終日となった6日、園内は多くの家族連れなどでにぎわった。

 草加市から家族で訪れていた福田慎さん(42)、真美子さん(38)夫妻は「初めて来たが種類が多くて普段あまり見かけないものも食べ比べできた。とてもおいしかった」、息子の十衣君(5)は「たくさん食べられた。甘くておいしかった」と笑顔を見せた。

 同園の前田剛明さんは「休憩スペースもあり、車いすやベビーカーでも安心して楽しめるので多くの方に来てほしい」と話している。

 営業時間は午前10時から。45分間食べ放題で大人(小学生以上)2100円、小人(3歳以上)1200円。インターネット予約が優先。1~2月は月、金曜定休。

 問い合わせは、同園(電話048・965・1514)へ。

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