埼玉新聞

 

そごう大宮店に福井の海の幸など集結 サバ料理や地酒、福井の魅力PR 北陸新幹線の延伸後に来県して

  • そごう大宮店で始まった「福井県『越前・若狭』の物産と観光展」=14日、さいたま市大宮区

 福井県の味覚や伝統工芸品を集めた「福井県『越前・若狭』の物産と観光展」が14日、そごう大宮店(さいたま市大宮区)で始まった。サバやメガネフレームなど全国区の海の幸や工芸品などを扱う業者が出店し、福井の魅力をPRしている。

 同展は今回が8回目。北陸新幹線が2024年春を目途に同県内まで延伸し、関東からの利便性が高まることを踏まえ、事前に新幹線の沿線である大宮エリアから関東全域に魅力をPRしようと開催している。

 催事には30店が出店。著名なサバ料理「焼き鯖」、ズワイガニ「越前ガニ」、定番和菓子の「羽二重餅」や「水羊かん」から、「羽二重餅」と同県産イチゴを使ったフルーツサンド、地酒などが並ぶ。生産量が国内シェア9割を誇る鯖江市産のメガネフレーム、越前塗のおわんなども充実している。

 福井県物産協会の田村仁志会長は「北陸新幹線の延伸後に来県していただけるよう、物販などを通じて福井の魅力を伝えていきたい」と話した。

 20日までの開催。降雪など天候事情により一部商品の到着が遅れる場合もあるという。15、16日には大宮駅構内で福井県主催の観光催事が開かれる。

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