埼玉新聞

 

生配信中アクセス2倍に、埼玉バーチャル観光大使が初仕事 映画監督・上田慎一郎さんとお薦め県産品PR

  • 滋賀県出身の上田慎一郎監督(右)に埼玉県産品をアピールする春日部つくしさん=ユーチューブより

 動画投稿サイト「ユーチューブ」などで活動するバーチャルユーチューバー(Vチューバー)の春日部つくしさんが知事公館で大野元裕知事と初めて対面し、埼玉バーチャル観光大使の任命書を受け取った。16日には初仕事として、県公式観光サイト「ちょこたび埼玉」ユーチューブチャンネルでお薦めの県産品を紹介。生配信中にオンラインストアのアクセスが約2倍に増加するなど、観光大使としての実力を早くも発揮した。

 任命式で春日部さんは「全力で楽しい埼玉県を発信していきたい」と意気込み、大野知事は「県内の素晴らしい観光、物産の魅力発信に尽力して」とエールを送った。

 早速16日には「つくしょっぴんぐ」と題し、ちょこたび埼玉オンラインストアで購入できる埼玉150周年記念酒の「熊谷桜甘口大吟醸」など5品目を紹介。県が開催する「スキップシティ国際Dシネマ映画祭」などでブレークした映画監督の上田慎一郎氏(滋賀県出身)をゲストに迎え、クイズを交えながら県産品の魅力をアピールした。

 県観光課は「物産観光協会によると春日部さんが紹介した商品は注文数が増え、売り上げ向上が期待できそう。生配信中も『送料無料はすごい』など好意的なコメントが多く、観光大使としての役割をしっかり果たしてくれた」と喜んだ。

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