埼玉新聞

 

埼玉県民も対象に 群馬、山梨県、宿泊料金を割り引く企画を拡大 隣接県からも宿泊客呼び込み、観光後押し

  • 隣接県からも宿泊客を呼び込み

 群馬県と山梨県は18日までに、共に県内での宿泊料金を割り引く企画について、埼玉など隣接県民にも拡大すると発表した。群馬県は埼玉のほか、栃木、長野、新潟の4県、山梨県は静岡、長野に加え、埼玉と神奈川の4県を対象にした。新型コロナウイルスワクチン接種などの証明提示が必要。隣接県からも宿泊客を呼び込み、コロナ禍で打撃を受けた観光事業者を後押しする。

 群馬県の「愛郷ぐんまプロジェクト」は同県内の宿泊施設への宿泊を5千円割り引く(宿泊費6600円以上)。事務局登録で1万円以上の日帰りツアーも5千円割り引く。利用期間は2022年1月4日から同31日まで。

 山梨県の「やまなしグリーン・ゾーン宿泊割り」は感染対策に関する同県独自の認証制度「やまなしグリーン・ゾーン認証」を取得した施設が対象で、同宿泊割りの適用宿泊プランを予約する必要がある。1泊当たり1万円以上なら5千円、5千円以上1万円未満なら2500円をそれぞれ割り引く。期間は今月24日から22年3月10日まで。

 両県共に宿泊施設利用時やツアー参加時に免許証など住所を確認できる書類、ワクチンの2回接種を証明する接種済証、PCR検査の結果などの提示が必要となる。

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