埼玉新聞

 

高さ30メートル超!埼玉・嵐山の金泉寺、大イチョウが黄色に 「あじさい寺」で有名、夜はライトアップも

  • 黄色く色付いた大イチョウ=26日午後、嵐山町越畑の金泉寺

 嵐山町越畑の里山にある金泉寺(塚本智雄住職)のシンボルで、樹齢300年を超えると推定される「大イチョウ」(町指定天然記念物)が黄色に染まり、訪れた人たちの目を楽しませている。

 同寺は「あじさい寺」として知られるが、ツツジやヤマユリ、ダリアなどの花が四季折々に彩る「花寺」でもある。その境内にあるのが高さ30メートルを超える大イチョウ。江戸中期の正徳年間(1711~16年)、同寺が東方の山上から同所に移転した際、「風除け」にするため植樹したと伝わる。

 現在は夜間のライトアップをしており、イチョウの「黄葉」は「1週間ほどは楽しめそうだ」という。

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