埼玉新聞

 

<新型コロナ>3回目は8カ月経過の18歳以上 1カ月前に接種券発送、さいたま市がスケジュール発表

  • 3回目の接種券(右)には標準的な接種時期を明記。封筒は空色として、1、2回目の若草色から変更した

 さいたま市は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種のスケジュールなど事業概要を発表した。接種対象者は2回目接種の完了から原則、8カ月以上が経過した18歳以上の人。接種券は接種時期の1カ月前を目安に発送する。医療従事者らへの接種を12月から開始し、来年1月以降、高齢者施設の入居者らに順次接種していく。

 市新型コロナウイルスワクチン対策室によると、3、4月に接種した医療従事者ら約9700人に、今月19日に接種券を発送した。接種時期は12月以降となり、勤務先の医療機関で接種する人が多いとみられる。5月に接種した約1万6千人に、12月10日に接種券を発送。接種時期は1月以降となる。その後も接種時期の1カ月前を目安に順次発送する。米ファイザー製のワクチンを使用し、今月16日に31箱、3万6270回分のワクチンが市に届いた。

 集団接種会場は12月に2カ所を開設する。大宮高島屋地下2階は12月16~19日、午前10時半~午後0時半、午後1時半~6時。JR中浦和駅前会場は12月23~26日、午前10時~正午、午後1時~6時。いずれも12月2日午前10時から予約を受け付ける。

 来年1月以降も集団接種会場を開設する予定。区役所や公民館、図書館の一部で予約の相談や支援を継続する。

 問い合わせは、市コロナワクチンコールセンター(フリーダイヤル0120・201・178、ファクス0120・289・139)へ。相談時間は午前9時~午後5時で年中無休。来年1月からは午後9時まで延長する。

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