埼玉新聞

 

突然襲いかかった男、検問中の警官2人を切る…さらに駆け付けた警官2人も負傷 自傷行為をして男入院

  • 蕨署=蕨市錦町

 戸田市内の路上で警察官4人に刃物のようなもので切り付けたとして、蕨署は23日、殺人未遂と公務執行妨害の疑いで、住所職業不詳の50代とみられる男を現行犯逮捕した。男は自傷行為をして手術を受けて入院。署は24日に釈放し、回復を待って事情を聴く。警察官4人は負傷したが、いずれも命に別条はないという。

 逮捕時、同署の30代男性巡査部長が拳銃を男に向けて、「刃物を捨てろ。捨てないと撃つぞ」と繰り返し警告し、男が両手に持った刃物を置くようなそぶりをしたことから拳銃を下方に向けた。大根拓也副署長は「現時点で拳銃の使用は適正だったと考えている」とコメントした。

 逮捕容疑は23日午後11時40分ごろ、戸田市笹目1丁目の路上で、警察官に対して持っていた刃物のようなもので数回切り付けるなどして、職務の執行を妨害した疑い。

 同署によると、交番勤務の男性警察官2人が検問中、30代巡査部長が歩いて近づいてきた男に声を掛けたところ、男が突然、切りかかってきたという。巡査部長が後頭部などに2週間のけが、20代巡査が右腕を切り付けられて重傷。応援要請を受けて駆け付けた警察官のうち30代と40代の男性署員2人も手などを切られた。

 男は近くの集合住宅の駐車場で取り押さえられた際、上半身を自傷して救急搬送され、複数の刃物を所持していた。

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