2019年12月29日(日)

野菜「やや高め」、鍋物の材料は高値傾向に 年末年始の価格動向、県が調査 ガソリン、灯油は「前年並み」

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県は年末年始の生鮮食品(水産物、野菜、果物)とガソリン、灯油の価格動向を調べ、見通しを発表した。水産物は「前年並み」としたもののタラバガニやイクラは高値。野菜は台風15号や19号に長雨なども影響して全般的に「やや高め」の見通し。果物は台風の影響で正品率が下がっているが、価格面への影響はあまりなく「前年並み」に。ガソリンと灯油も「前年並み」の見通しとなっている。

 県が県魚市場、浦和中央青果市場、県石油業協同組合にヒアリング調査を実施した。

 県消費生活課によると、海産物は主要輸入先のアラスカやロシアでの漁が少ないタラバガニや市場での入荷量が少ないイクラが高値に。正月の食卓を飾る機会の多いマグロ(脂身)やイカなどもやや高い傾向にある。日常の食卓に並ぶことの多いアジやサバ、ブリなどは前年並み。煮ダコはやや安い傾向で、マダイ(養殖)は安い傾向にある。

 野菜は台風などの影響で、露地野菜の出荷量が減少すると予想されている。鍋物の材料になりそうなコマツナやシュンギク、ハクサイ、ホウレンソウなどが高値傾向。同様の理由でレタスやキュウリ、ダイコンなどもやや高い傾向にある。一方で豊作となったタマネギやバレイショは安い傾向となっている。

 果物はイチゴとリンゴがやや高い傾向にあるものの、オレンジやグレープフルーツなどは前年並み。バナナは前年より安く、ミカンは安くなる見通し。

 ガソリン価格は前年並みで、灯油は前年並みからやや安めの見込み。在庫に関してはガソリン、灯油ともに十分確保されているという。

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