2019年11月26日(火)

作家・京極夏彦さん「埼玉の人は誇示、強調がない」 埼玉文化賞を受賞、懇親会で京極流の埼玉論を展開

埼玉文化賞を受賞した京極夏彦さん(左)と歓談する大野元裕知事=さいたま市中央区のラフレさいたま

 第62回埼玉文化賞と第48回県地方自治功労賞の懇親会が25日、授賞式に続いてさいたま市中央区のラフレさいたまで開かれた。芸術、教育、商工、スポーツ、行政などさまざまな分野で活躍する受賞者は懇親会で交流し、郷土愛を胸にこれからも前進することを誓った。

■「埼玉論」語り会場沸かせる/作家の京極さん

 今年で作家生活25年を迎え、5月には日本推理作家協会の代表理事に就任したベストセラー作家・京極夏彦さん(56)=さいたま市。深みのある黒い着物、手には指のない革手袋をはめ、作品をほうふつさせる雰囲気で現れた。

 受賞者を代表してあいさつに立ち、「埼玉の人は(埼玉の)良い話を外部に誇示、強調することがない。他県のように良いところをアピールすることがなく、埼玉に満足している印象がある。誇るところがないことを誇ることが望ましい」と京極流の埼玉論を展開し、来場者たちをうならせた。

 懇親会では出席者から「ファンです」と声を掛けられ、記念撮影に応じていた。

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