2019年2月9日(土)

ラグビートップリーグ強豪パナソニック、熊谷移転を申し入れ 熊谷ラグビー場が本拠地、近くにクラブハウス

パナソニックの中島幸男常務執行役員(左)と握手を交わす上田清司知事=8日午後、県庁

 ラグビー・トップリーグの強豪パナソニックワイルドナイツの関係者が8日、県庁に上田清司知事を訪問し、チームの本拠地を現在の群馬県太田市から熊谷市に移転する方針を正式に伝えた。同チームの飯島均部長は訪問後、取材に「(9〜11月の)ワールドカップ(W杯)後、速やかに(移転)できればありがたい」と話した。

 知事訪問は冒頭のみ報道陣に公開された。飯島部長は「熊谷はラグビー熱が高く、施設も素晴らしい。北関東を盛り上げるため、埼玉県と協力したい」と移転に意欲的。「細かいことについては(今後、埼玉)県から指導していただく」とした上で、W杯会場となる県営熊谷ラグビー場を本拠地とし、ラグビー場のある県営熊谷スポーツ文化公園内に練習場とクラブハウスを設置したい意向も明らかにした。

 上田知事は「日本を代表するトップチームを迎えることは名誉なことで、県民を代表して歓迎したい。これからも群馬県と埼玉県が一緒になって応援していくチームであることは変わりない」とコメントした。

 熊谷市の富岡清市長は「ラグビーによるまちづくりに取組んでいる本市にとって、まさに朗報であり、喜ばしいこと。本拠地移転が実現した場合は歓迎し、ラグビータウン熊谷から多くのラグビー情報が発信できるよう、県やチームと十分な連携を図っていきたい」とコメントした。

 同チームは、円滑な本拠地移転に向けて相互に連携し、協力することなどの内容を盛り込んだ連携協定案を提案。同協定は県と熊谷市、パナソニックの3者間で本年度内に結ばれる見通し。

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