埼玉新聞

 

地域との縁、芋づる式に…川越の作業所「いもの子」が干し芋製造 収穫期は自家農園のサツマイモ使用

  • 丹精込めて作った干し芋をPRする障害者たち=10月31日、川越市石田の第4川越いもの子作業所

  • 職員にサポートされながら皮むき作業を行う障害者たち=10月31日、川越市石田の第4川越いもの子作業所

 障害者が干し芋作りに取り組んでいる。川越市内で作業所やグループホームなどを運営する社会福祉法人皆の郷は昨年7月から、同市石田で第4川越いもの子作業所を稼働。名産のサツマイモを使った初の独自商品として、製造に乗り出した。おしゃれに包装された黄金色に輝く干し芋は、従来のイメージを覆すこだわりの品。地元の名物にちなんだ菓子作りを通じて、障害があっても地域社会の一員として心豊かに暮らしたいとの願いが込められている。

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