埼玉新聞

 

戦争の「目障り」に…平和への思い、作品に込め 「同志少女よ、敵を撃て」逢坂さん、浦和一女高で講演

  • 高校生を前に講演する作家の逢坂冬馬さん(左から2人目)=21日午後、さいたま市内

 ソ連の女性狙撃兵が主人公の小説「同志少女よ、敵を撃て」(早川書房)で知られる所沢市出身の作家・逢坂冬馬さん(37)が21日、さいたま市浦和区の県立浦和第一女子高校で講演し、作品に込めた平和への思いを語った。「開戦となったら最後、地獄が始まるのが戦争。文化は戦争の目障りになることができる。それを一つの目標としたい」と述べた。

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