2021年11月21日(日)

来年の大河ドラマに養子が登場 幕府誕生の陰の功労者、分かりやすく紹介 埼玉・東松山でパンフレット製作

右が小中学生用の「比企の尼物語」の表紙、左は幼児用

 源頼朝を支え続け、鎌倉幕府誕生に導いた“慈愛の母”「比企の尼」を紹介したパンフレット(A4判、4ページ、幼児用は2ページ)が東松山市で製作された。「比企一族を知ってもらおう」と同市在住の大内一郎さんが、歴史や伝承などを基に構成したフィクションで、仲間のモノクロイズムさんがイラスト・漫画を描き、分かりやすくまとめた。

 比企の尼は、源義朝の家来・比企遠宗の妻で、頼朝が生まれた際、乳母となり、育てた。その後、平治の乱が起こり、頼朝は伊豆に流刑となり、遠宗は頼朝を助けるため武蔵国比企郡に移る。遠宗の死後も妻は比企の尼として、頼朝を物心両面で支え続け、その後の鎌倉幕府誕生の陰の功労者とされる。

 今春、作成した「比企三姫」(比企の尼の孫で北条義時の妻・姫の前、孫で2代将軍源頼家の妻・若狭の局、娘で頼朝の子の初代薩摩当主島津忠久を生んだ丹後の局)に続く、比企一族顕彰の第2弾。

 大内さんは「比企の尼や三姫を通して、(幕府誕生に貢献しながらも歴史に埋もれた)比企一族を知ってもらえれば」との思いを込めたという。

 来年放映のNHK大河ドラマは鎌倉幕府2代執権の北条義時を主人公にした「鎌倉殿の13人」。その一人として、「比企の尼」の養子・比企能員が登場する。

 問い合わせは、大内さん(電話070・1320・1313)へ。

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