2021年9月2日(木)

コエドブルワリー「秩父夜祭エール」販売へ ラベルは「あの花」 今年の夜祭、売り上げ次第で花火も盛大に

「あの花」のイラストをラベルにしたクラフトビール「秩父夜祭エール」
「秩父夜祭エール」を紹介する、協同商事コエドブルワリーの朝霧重治社長(右)と秩父商店連盟連合会の島田憲一会長=秩父市宮側町
秩父夜祭奉納花火で羊山公園から打ち上げられた花火=2020年12月3日午後8時ごろ、秩父市熊木町

 新型コロナウイルスの影響を受けている秩父夜祭の完全復活を祈念して、川越市のクラフトビール醸造会社「協同商事コエドブルワリー」は、秩父麦酒(秩父市下吉田)と協業でクラフトビール「秩父夜祭エール」を開発。10月初旬から店頭販売し、売り上げ1本につき20円を秩父観光協会に寄付することで、秩父夜祭を応援していく。

 秩父夜祭エールは、秩父市産米の「彩のきずな」を使用し、すっきりとした飲み口とバランスの取れた仕上がりが特徴。ラベルは、テレビ放映から10年を迎えた、秩父を舞台にした人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(通称・「あの花」)の秩父夜祭をモチーフにしたイラストを使っている。

 コエドブルワリーは、地域特産品を副原料に使用した限定醸造のエールビールの開発を進めている。2月には川越まつりを応援するビール「川越まつり・祭エール」を、3月には東北6県の「祭エール」6種を販売し、売り上げの一部を各地の祭り関係者に寄付している。

 秩父商店連盟連合会の島田憲一会長(70)は「コロナ禍の家飲み需要に応える、ぴったりな企画。これを機に、秩父夜祭と地酒を全国に広めていきたい」と熱意を語る。秩父観光協会の田代勝三会長(71)は「今年の夜祭開催はまだ未定だが、花火大会は小規模でも実施したい。ビールの売り上げが伸びれば、花火も盛大に打ち上がるので、ぜひ応援していただきたい」と話した。

 秩父夜祭エールは、1本税別398円(350ミリリットル)。秩父市内の酒販店や観光施設、全国の酒類販売会社やアニメショップなどで、10月初旬から発売予定。

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