埼玉新聞

 

五輪組織委・森会長が辞任 後任要請に違和感…県内の聖火ランナーら声「発言で辞退しない」「致し方ない」

  • 県内58市町と県庁で巡回展示される東京五輪の聖火リレートーチ(県提供)

 身内に向けた説明だけで記者会見を開かず、自ら幕を引いた。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が12日、辞任を表明した。組織委会合でのあいさつは大会へ関わることへの未練と自己弁護が目立ち、差別意識を向けた女性への謝罪は最後までなかった。透明性を欠いた会長職の「禅譲」は白紙となり、混迷はさらに深まった。

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