2021年1月31日(日)

戦国時代の北条五代をテーマに大河ドラマ誘致へ 寄居町が署名活動、全国の北条ゆかりの地と取り組み

大河ドラマ化の実現に向け署名する職員=寄居町役場

 戦国時代の武将北条氏とゆかりのある埼玉県の寄居町は、北条五代をテーマにしたNHK大河ドラマを誘致する署名を募っている。北条五代観光推進協議会(事務局=神奈川県小田原市)が展開している活動で、全国の北条ゆかりの地14市町で取り組み、計50万人の署名を目指している。

 北条氏は親子、兄弟で争うことなく五代約100年にわたり、善政で関東を治めた。寄居町では豊臣秀吉の小田原征伐の際、鉢形城に陣取った武将北条氏邦が、3500人の兵士で5万人の豊臣陣を相手に1カ月余りにわたって攻防戦が続いたとされている。

 同協議会の前身は小田原市など5市町村で構成し2001年に発足した北条早雲観光推進協議会。北条氏ゆかりの寺など事跡を観光資源にして経済の活性化を目指した。活動の一つとして大河ドラマ化に向けた表敬訪問を毎年続けている。11年に現在の北条五代観光推進協議会になり、同年9月に寄居町が加わった。

 北条氏の研究者からゆかりの地に住む人の声を反映する署名活動を勧められ、今回の活動がスタート。本年度末には北条五代の逸話や伝承を紹介する冊子も発行する。県内では川越市も同協議会に加盟している。

 町では児童生徒にも呼び掛け、公共施設やコンビニエンスストアなどにもチラシを置き、来年3月末までに2500人の署名を目指していく。署名場所は町役場1階ロビー、鉢形城歴史館など計4カ所。オンラインや郵送、ファクスでも受け付けている。

 町商工観光課は「多くの皆さんのご協力を頂きながら署名活動を通じ、北条氏の魅力を全国に発信し、協議会の悲願である大河ドラマをぜひ実現させたい」と話している。

 問い合わせは、同課(電話048・581・2121、内線454)へ。

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