2020年3月27日(金)

東埼玉道路、着工へ 外環道・八潮JCT―庄和IC、10年かけて整備 レイクタウン周辺へアクセス向上

東埼玉道路、着工へ

 国土交通省は2020年度から東京外環自動車道(外環道)の八潮市八條地付近の八潮ジャンクション(JCT=仮称)を起点に国道4号と16号が接続する庄和インターチェンジ(IC、春日部市)まで約17・6キロを結ぶ自動車専用の有料道路「東埼玉道路」の一部区間の整備に着手する。約2千億円を投じ、約10年をかけて整備する。

 整備区間は同JCTから近隣に工業団地の東埼玉テクノポリス(吉川市、松伏町)などがある浦和野田線IC(同町、仮称)までの約9・5キロ。開通すれば外環道から大型商業施設のイオンレイクタウン(越谷市)や沿線地域にある工業団地へのアクセスが向上するといった経済効果や、周辺道路の渋滞改善などの効果が見込まれる。

 計画では現在整備されている八潮市から吉川市までの一般道約5・7キロを含めた道路の近くに高架構造などの4車線の自動車専用道路を整備する。同JCTから庄和ICまでの区間に、地域の利便性向上へ別途ICを開設する。

 国交省の資料などによると、国道4号草加バイパスの草加市−越谷市区間は1日当たり4万台以上の走行がある。東埼玉道路の自動車専用道路の整備で、走行車両が周辺道路に分散し、所要時間の短縮効果が期待される。また同区間は慢性的な渋滞で全事故の6割が追突事故だが、その減少効果も見込まれる。

 大野元裕知事は、交通アクセスが拡充されれば企業誘致など県東部への経済波及効果が高いとして、公約に早期整備を盛り込んでいた。県も沿線に当たる草加市柿木地区に「草加柿木地区産業団地」、同ポリス周辺で「松伏・田島地区産業団地」の整備を進め、企業誘致に注力している。

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