埼玉新聞

 

国際カミングアウトデーにパートナーシップ宣言制度 性の多様性への理解を、埼玉・狭山市が11日から開始

  • 狭山市がパートナーシップ宣言制度、11日から開始

 狭山市はLGBTなど性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」を国際カミングアウトデーである11日から開始する。

 同制度はお互いを人生のパートナーとして助け合い、協力し合って生活を共にすると約束した二人が市長に対してパートナーであることを宣誓し、市は宣誓証明書と宣誓証明カードを交付する。またパートナーシップ宣誓をする人に未成年の子どもがいる場合は、合わせて記載することもできる。

 婚姻制度のように法律上の効果を生じるものではないが宣誓した二人が互いに人生のパートナーとして自分らしく安心して暮らせるように市として応援するとともに、この制度を通じて市民に性の多様性への理解を深めてもらうことを目指す。

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