埼玉新聞

 

夜間の災害現場で活躍する照明車、操作は簡単? 児童ら、荒川上流河川事務所の仕事体験で笑顔「楽しい」

  • 高さ20メートルまで上がる照明車の操作体験をする参加者(荒川上流河川事務所提供)

 国土交通省荒川上流河川事務所は、河川管理業務を理解してもらおうと、同事務所などが主催した荒川図画コンクールで入賞した小学生4人を招いて「一日おしごと体験」を開催した。

 児童たちは事務所内で災害対策室や水門操作の説明を受けた後、戸田市の彩湖自然学習センターと朝霞市のさくらそう水門を訪れて施設を見学。さいたま市の貯水池機場では、洪水時に川からあふれ出た水を排水するポンプ車や、夜間の災害現場で安全な作業を行うため、高さ20メートルまで上がる照明車の操作を体験した。

 古市秀徳事務所長から修了証書を受け取った子どもたちは「排水ポンプ車の操作が楽しかった」「照明車の操作は思ったより簡単で驚いた」と笑顔で感想を述べていた。

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