埼玉新聞

 

<高校野球>浦和学院・森士前監督が退任式 参加した現役部員らを激励「全国に見せつけるのはこれから」

  • 野球部監督を退任し、OB(左)から花束を受け取る森士氏=29日午後、浦和学院高校グラウンド

 浦和学院野球部監督を30年にわたって務め、埼玉代表として出場した今夏の第103回全国高校野球選手権大会を区切りに高校野球の指導者から退いた前監督の森士(おさむ)氏の退任式が29日、同校グラウンドで行われた。

 式には、野球部OB会の役員と現役部員たちが参加した。前主将で3年生の吉田瑞樹は、「森先生の魂を継承して1、2年生に伝えていきます」と感謝。森監督は「実の息子と同じような思いで携わってきた。浦和学院ここにありと全国に見せつけるのはこれからだぞ」と、熱血漢らしく激励の言葉を贈った。

 副校長でもある森氏は引き続き同校に在籍し、今後はNPO法人を立ち上げて小中学生を対象とした地域スポーツ活動に取り組む予定。

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