埼玉新聞

 

<新型コロナ>新学期への対応、埼玉の市町村で分かれる 臨時休校、午前のみ授業、リモート始業式も

  • 新型コロナで新学期対応分かれる 県内市町村、対策と学習模索

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、県内市町村で新学期への対応が分かれている。感染対策を優先しつつ、授業時数確保への模索が続く。

 26日から始業する予定だった越谷市は、31日まで小中学校を臨時休校。全児童生徒にタブレット端末を家庭に持ち帰らせ、各学校で学習課題を準備する。

 草加市は、27日始業。30、31日は午前中のみ短縮授業(給食あり)とし、オンライン学習を準備する。9月1日から10日まで、小学校は午前通常授業、給食終了後に下校し、午後は自宅でオンライン学習。中学校は午前中にオンライン授業、午後は登校も。

 30日始業の新座市は、午前中だけ授業を行い、始業式はオンライン。9月1日から3日まで午前中は対面授業で給食後に下校し、午後はオンライン授業。6日以降は当面の間、各クラスを2グループに分け、午前午後で対面とオンライン授業を交代で行う。

 25日から始業する予定だった富士見市は31日まで臨時休校。9月1日、各教室でリモート始業式。2日から10日までは通学班や各クラスを半数ずつの2グループに分け、1日置きに午前と午後交互に分散登校する。

 9月1日から始業する川口市は、小中ともに通常登校とし分散登校でオンラインも可能とする。2日以降10日までは、小学校は通常授業で、給食後、学校に残る児童と家庭に帰る児童に分かれ、分散またはオンライン授業とする。中学校は分散登校とし、学校で学習する生徒と自宅でのオンライン授業に分ける。

 上尾市は既に始業。8月いっぱいは午前のみ。給食後下校し、部活動は中止。

 吉川市は27日始業。30日~9月3日は午前中の短縮授業。6日以降は通常登校とするが、9月1日からオンライン授業にも対応する。

 幸手市は9月1日始業。2~10日、分散登校を実施する。給食は提供。

 蓮田市も9月1日始業。3日まで準備期間として通常登校。6~24日は学年によって時間差で登下校する。

 宮代町も9月1日始業。2~7日は半日の分散登校で、8日から給食を開始し通常登校。

 杉戸町は27日始業。30日~9月10日は1日交代の分散登校。

 桶川市は既に始業。伊奈町は27日始業でいずれもタブレットを持ち帰り、通常通り。

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