埼玉新聞

 

<高校野球>浦和学院、新チーム初練習 森大新監督が就任 父親譲り、野球への厳しい姿勢に気合十分

  • 新監督に就任し、初練習で指導する森大監督=24日、浦和学院グラウンド

 甲子園球場で開催中の第103回全国高校野球選手権大会に埼玉代表として出場した浦和学院は、30年間チームを率いた森士(おさむ)監督が今大会限りで退任。同監督の長男で部長の大(だい)新監督が就任し、24日に新チームの初練習が行われた。同大会で浦和学院は、21日の2回戦で日大山形に敗れた。

 選手たちは午後0時30分から、ミーティングを約2時間実施。その後、グラウンドに移動してシートノックや3カ所バッティングなどで3時間ほど汗を流した。

 OBでもある30歳の大監督は、「生徒たちに分かりやすく指導したい」と気合十分。練習中には「てきぱき動け」とすかさず指示を送るなど、父親譲りの野球への厳しい姿勢がうかがえた。

 新主将の八谷は「スピード感を重視しているから、継続しなければいけない。そのためにも、リーダーとしてみんなを引っ張っていきたい」と意気込んだ。

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