埼玉新聞

 

夏の花サルスベリ、山里を彩る かれんな薄紅色の花、埼玉・越生で開花 花期が長く、9月下旬まで見られる

  • 県道に沿って開花するサルスベリ=越生町黒山

 越生町黒山の県道越生長沢線沿いに夏の花サルスベリが開花している。かれんな薄紅色の花が山里を彩っている。9月下旬まで見られるという。

 サルスベリは樹皮がツルツルした花木で、木登り上手のサルも滑って落ちてしまうことが名の由来とされている。花期が長く、漢字で「百日紅」と書く。

 黒山三滝入り口の三差路周辺から龍穏寺に向かう交差点付近の県道沿いで開花している。町観光協会は「梅やアジサイに続いて咲く、町の夏の花として地域でサルスベリが親しまれている」と話している。

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