埼玉新聞

 

<統一地方選>県議選・南13区、町田氏が初当選 上尾市長転身の畠山氏の後継 大島敦衆院議員ら支える

  • 初当選を果たし、畠山稔上尾市長(左端)、大島敦衆院議員(右から2人目)らと万歳をして喜ぶ町田皇介氏(中央)=7日午後10時50分ごろ、上尾市本町の事務所

 3議席を巡り自民、公明の現職2人と共産、国民の新人2人が激しい選挙戦を繰り広げた南13区(上尾市・伊奈町)。国民新人の町田皇介氏(39)が初当選を果たした。

 緊張感漂う上尾市本町の選挙事務所に「当選確実」の一報が入ると、支持者の大歓声が湧き起こった。町田氏は「支持者の皆さんの喜ぶ顔を見て、当選したという実感が湧いた。4番手からのスタートという意識で戦ってきた」とほっとした表情で語った。

 町田氏は、上尾市長に転身した畠山稔氏の後継として出馬。国民の公認を得て、地元の大島敦衆院議員や所属していた上尾市議会会派の市議らが活動を支えた。

 「自転車に乗っているか駅に立っているかだった」と語る選挙戦は「こう見えても39歳」のキャッチフレーズと188センチの長身を武器に駆け抜けた。自身も1歳男児の父であることをアピールし、子育て世代の支持を集めた。

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