埼玉新聞

 

<統一地方選>県議選・南1区、立民新人の東間氏が初当選 衆院議員転出の山川百合子氏の後継

  • 山川百合子衆院議員(左から2人目)らと喜びを分かち合う東間亜由子氏(中央)=7日午後11時30分ごろ、草加市神明の選挙事務所

 定数3議席に現新5人が立候補した南1区(草加市)では、立民新人の東間亜由子氏(50)が初当選を果たした。草加市神明の選挙事務所に当選の知らせが伝わると、事務所は喜びに沸き返った。

 東間氏は衆院議員に転出した山川百合子氏の後継候補として初めて出馬。出産や育児、教育などの子育て支援や、医療、福祉分野での支援の充実、交通インフラの整備などを掲げた。

 自身の子育ての経験なども交えながら、「皆さんの生活に寄り添った活動をしていきたい。女性の声で県政を動かしていきたい」と訴えてきた。

 他の候補者に比べて出遅れが懸念されたものの、山川氏らとともに精力的に街頭に立ち、知名度向上を図ってきた。

 初当選を決めた東間氏は「皆さまのおかげで何とか当選することができた。感謝申し上げたい。女性として1議席を守れて良かった」と語った。

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