埼玉新聞

 

<統一地方選>さいたま市議選7日投開票 引退する政党所属議員の後継候補と現職が優勢 大勢判明いつ

  • 候補者の最後の訴えを聞く支持者たち=6日午前、さいたま市見沼区 ※写真は一部加工しています。

 統一地方選挙の前半選となる埼玉県議選(52選挙区=定数93)とさいたま市議選(10選挙区=定数60)は7日、投開票される。地域の代表を選ぶ重要な選挙。有権者の審判に注目が集まる。投票は午前7時から午後8時。大勢判明は県議選が同日午後11時すぎ、同市議選は11時半すぎの見込み。候補者たちは選挙戦最終日の6日、医療・福祉政策の充実や子育て支援、地域経済の活性化などをテーマに、最後の訴えに声をからした。党の代表や上田清司知事も候補者の応援に入り、支持を呼び掛けた。

■さいたま市議選

 さいたま市議選は全10区、定数60に前回より2人少ない79人が立候補した。

 選挙戦に臨む候補者を党派別に見ると、自民(会派では自民と自民真政)が24人(現職22、新人2)、立民11人(現職9、新人2)、公明11人(現職8、新人3)、共産11人(現職5、元職1、新人5)、国民が現職3人、日本維新新人3人、社民新人1人、諸派新人2人、無所属13人(現職4、新人9)。

 これまでのところ、現職と、引退する政党所属議員の後継候補が優勢に選挙戦を進めている。

 5日までに、市内28カ所に設けられた期日前投票所で、前回同時点の約1・4倍となる、7万7114人が期日前投票を済ませた。

 北区が無投票だった前回選挙の投票率は、40・39%(男40・06%、女40・71%)。告示日前日の3月28日時点の選挙人名簿登録者数は107万5707人(男53万3003人、女54万2704人)。

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