埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉・秩父の川瀬祭、神輿や花火大会などを中止 笠鉾や屋台の奉曳、自粛か飾り置きを予定

  • 2017年7月の川瀬祭=秩父市番場町の秩父神社

 秩父市番場町の秩父神社は、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑み、19、20日に市中心部で開催する「川瀬祭」について、天王柱立て神事や、神輿(みこし)洗いの儀式、花火大会などを自粛・中止すると発表した。

 同祭は12月2、3日に行われる「秩父夜祭」に対し、山車の囃(はや)し手などを子どもが務めるため、「子どもの祭り」ともいわれる。秩父路に夏本番を告げる夏の風物詩として知られている。

 20日の悪疫除祈願祭や御神幸祭、川瀬斎場祭は昨年同様、規模を縮小して行う。笠鉾(かさほこ)や屋台の奉曳(ほうえい)は、各町会の判断で、自粛か飾り置きを予定している。今後の感染状況により、一部町会では曳(ひ)き回しを実施する場合がある。

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