埼玉新聞

 

<新型コロナ>初のインド株が…疑わしい接触なく 埼玉182人感染4人死亡 さいたまで新クラスター発生

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは21日、新型コロナウイルスに感染していた4人が死亡し、新たに182人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が109人、さいたま市31人、川口市22人、川越市9人、越谷市11人。県内で初めてインドで報告された変異株の感染者も確認された。

 これまでに確認された感染者は4万2478人(チャーター便帰国者含む)、死者は775人(21日午後7時現在)。

 20日午後9時時点の重症者は50人、感染者の入院は713人、ホテル療養316人、自宅療養942人。退院・療養終了は3万9022人。

 県によると70、90代の男女2人が死亡した。県管轄で詳細が判明した新規感染者は未就学児~80代の男女87人。会食関連では4人が感染したとみられ、カラオケに行った1人も含まれる。県教育局によると、西部地区の県立学校で児童生徒計1人、東部地区の県立学校で50代男性教職員が感染した。

 インド株に感染したのは県内の50代男性。インドを含む海外滞在歴はなく、滞在歴のある患者との接触もなかった。不特定多数との接触もなかっという。4月下旬に発熱の症状があり、PCR検査で陽性判明後、宿泊施設で療養していたが症状が悪化し入院。すでに退院し、5月中旬には経過観察も解除された。

 県は15日から英国株などのN501Yと並行し、新たにインド株が持つL452Rのスクリーニング検査を開始しており、県の担当者は「監視体制の強化の必要性を感じている」と話した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90歳以上の男女31人。7人の陽性が確認されたとして、市は特別養護老人ホーム「諏訪の苑」(見沼区南中野)でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。8日に2人の感染が分かり、対象者361人(職員190人、入所者171人)を検査し、これまでに計16人の陽性が判明した。同施設では現在ワクチン接種へ向け調整中で、6月から接種の予定だった。30代男性は市立小学校に勤務する教職員。また水道局水道計画課の30代男性の感染も分かった。

 川口市によると、ともに入院中だった80代男性が19日、80代女性が20日にそれぞれ死亡した。新規感染者は10歳未満の未就学女児から70代の自営業男性まで男女22人。

 川越市によると、10歳未満~50代の男女9人の感染が新たに判明した。

 越谷市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満~50代の男女11人。

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