埼玉新聞

 

男性死亡…ショベルカーに巻き込まれ、トラックとの間に挟まれる 埼玉・川越の事業者、違反の疑い

  • 同労災死亡事故で土木工事業者を書類送検=川越市

 所沢労基署は11日、労働安全衛生法違反の疑いで、川越市の土木工事業「アロウ」の男性事業主をさいたま地検に書類送検した。

 書類送検容疑は2019年3月26日午後4時ごろ、狭山市中新田の橋架け替え工事で、ショベルカーと接触の恐れがある場所に作業員を立ち入らせた疑い。

 同労基署によると、男性事業主がショベルカーを旋回させた際、近くのトラックに荷物を積み込んでいた30代の男性作業員を巻き込んだ。作業員は重機後部とトラックの間に挟まれて死亡した。労基署は認否を明らかにしていない。

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