埼玉新聞

 

<高校野球>昌平、サヨナラで4強 浦和学院、花咲徳栄、上尾も進出 埼玉・春季県大会、3日に準決勝

  • 昌平―浦和実 9回裏昌平2死二塁、サヨナラ左前打を放った代打大園(右から3人目)に駆け寄る昌平ナイン=県営大宮

  • 上尾―立教新座 9回を2失点に抑え完投した上尾の中沢=県営大宮

  • 春日部共栄―花咲徳栄 3回表花咲徳栄1死二塁、秋山が左中間に適時二塁打を放つ。捕手石崎=上尾市民

 (1日・県営大宮ほか)

 第6日は準々決勝4試合を行い、昌平、浦和学院、花咲徳栄、上尾がそれぞれ準決勝に駒を進めた。昌平は東和大昌平時代を含めると23大会ぶりで校名が変更してからは初、上尾は4大会ぶり、浦和学院と花咲徳栄は2大会ぶりの4強となる。

 Aシード昌平は浦和実に2―1のサヨナラ勝ち。1―1の九回2死二塁から代打大園が左前打を放ち、試合を決めた。上尾は5―2で立教新座を下した。三回に敵失で先制するとスクイズなどでこの回一挙4点をもぎ取り、先発の中沢が16奪三振、2失点に抑えて完投した。

 Cシード花咲徳栄は12安打12得点と打線が奮起し、Bシード春日部共栄に12―1の五回コールドで快勝した。浦和学院は埼玉栄に7―0の七回コールド勝ち。2―0の二回2死満塁から松嶋が走者一掃の二塁打で突き放した。

 休養日を1日挟み、第7日は3日、県営大宮で準決勝が実施され、昌平―浦和学院(10時)、花咲徳栄―上尾(12時30分)のカードで争われる。

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