埼玉新聞

 

<新型コロナ>所沢市長が陽性、入院中 発熱、筋肉痛あるも当初は陰性 感染経路は不明、副市長ら検査中

  • 所沢市役所=所沢市並木

 所沢市は27日、藤本正人市長(59)の新型コロナウイルスの陽性が判明したと発表した。市内の医療機関に入院しており、重篤な状態ではなく、電話などで意思疎通は図れることから職務代理者は置かない。

 市によると、藤本市長は19日に37度の発熱があり、PCR検査を受けたが陰性だった。20、21日は出勤を自粛し、22日に倦怠(けんたい)感や筋肉痛があり、抗原検査を受けたが再び陰性だった。23日は出勤を自粛し、26日に38度の発熱があったため抗原検査とPCR検査を受けて、いずれも陽性となった。

 11日以降、飲食を伴うような公務はなく、感染経路は不明。保健所の指示により、接触があった副市長ら特別職3人、秘書室職員7人、公用車の運転手3人の計13人は27日にPCR検査を実施した。

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