埼玉新聞

 

新型コロナ給付金100万円だまし取った疑い 元女社長ら再逮捕「詐欺をやったつもりはない」/埼玉県警

  • 県警本部=さいたま市浦和区高砂

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた事業者らに国が支給する持続化給付金をだまし取ったとして、行田市向町の建設会社「寿建設」元社長の女らが逮捕された事件で、県警捜査4課と深谷署、熊谷署の合同捜査班は7日、詐欺の疑いで、同社に勤務する男(34)=上里町七本木=を逮捕、元社長の女(34)=行田市緑町=と事務員の女(31)=行田市旭町=の女2人=いずれも詐欺罪で起訴=を再逮捕した。

 逮捕容疑は共謀の上、昨年9月28日、上里町の会社員男性(28)を同社から事業所得を受けている個人事業者と偽り、虚偽の内容で持続化給付金を申請。同年10月2日、男性の口座に現金100万円を振り込ませてだまし取った疑い。

 同課によると、男が知人の会社員男性を申請名義人として勧誘し、元社長らが取りまとめ役となって申請した。

 県警は2月、同様の詐欺容疑で元社長らを逮捕。押収した資料の精査などから、会社員男性の受給が判明し、男らの関与が浮上した。

 男は「名義人を誘ったが、詐欺をやったつもりはない」と否認。元社長は「うその申請で給付金を受け取った」と供述し、事務員の女とともに容疑を認めているという。

 県警は、男性についても詐欺容疑で書類送検する方針で、同社が絡んだ持続化給付金の詐欺事件で摘発されたのは8人となった。組織的な不正受給とみて余罪を調べている。

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