環境相謝罪も患者に渦巻く不信感 「自ら重大性に気付いたか疑問」
2024/05/08/20:30
「今回のことを深く反省し、皆さまのお気持ちに沿えるよう行政を進めていく」。発言制止問題を巡り、水俣病患者団体メンバーに謝罪するため、熊本県水俣市を急きょ訪れた伊藤信太郎環境相は8日夕、環境省水俣病情報センターの一室で数秒頭を下げた。ただ、患者団体には不信感が渦巻き、同日昼、涙目で陳謝した伊藤氏の言葉は十分届かなかった。