埼玉新聞

 

広い世界を見て…特別養子縁組の子に米国留学を 熊谷のクリニック院長がCF 子、養親、生母に希望届け

  • 交流会であいさつする鮫島浩二院長=4日、埼玉県熊谷市

    交流会であいさつする鮫島浩二院長=4日、埼玉県熊谷市

  • 交流会であいさつする鮫島浩二院長=4日、埼玉県熊谷市

 困難を抱えた妊婦などを支援する埼玉県熊谷市のさめじまボンディングクリニックの鮫島浩二院長(72)は今月、特別養子縁組で育つ子どもの米国留学の資金を募るクラウドファンディング(CF)を始める。4日はクリニックで養親家族の交流会が開かれ、参加した子どもたちは留学への希望を口にした。鮫島院長は「口に出せず出自に悩む子も、広い世界を見て養親の愛情などに恵まれたことに目を向けてほしい。つらさと喜びの両方を知り、少子化を変える力になるはず」と話す。

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