埼玉新聞

 

<ランチ>こだわり料理は「豆ごぜん」、歴史感じる本庄のカフェ「NINOKURA」 自家製みそにも注目

  • 蔵主の小林由美さん

  • 「豆ごぜん」(税込み980円)=本庄市の「cafe NINOKURA」

 本庄市の「cafe NINOKURA」は、1889(明治22)年に開蔵した酒問屋のみそとしょうゆの蔵だった「二の蔵」を改修し2011年7月にオープンした。店内に入ると歴史を物語る黒い梁(はり)としっくいが目に飛び込む。

 蔵主は小林由美さん(43)で和の古い物が大好き。深谷市の深谷シネマに勤務していた時、いろんな人たちと出会ったという。自身でも幅広い人たちと出会うためカフェを始めた。

 かつての蔵に置かれていたみそとしょうゆを大事にしながら料理に腕を振るう。自家製みそや地場野菜などにもこだわる。

 みそやしょうゆの原料は大豆と、大豆にちなんだ料理を提供しているのが「豆ごぜん」(税込み980円)だ。主菜は1週間で替わる。これからは春キャベツやフキ、タケノコを使った料理が皿を彩る。

 重箱の中は小皿が6皿。串ものにはジャガイモや大根、コンニャクなどがあり、何が提供されるかはその日のお楽しみ。煮物や豆腐、卵料理なども重箱に並び、いろんな料理が少しずつ食べられる。野菜がたっぷり入ったみそ汁は雑穀ご飯を引き立たせ、野菜から季節感が楽しめるのもうれしい。

 ミシンをテーブルとして使っていたり、アンティークの足踏みオルガンも置かれている。歴史や文化などを大切にしている小林さん。小さい子どもを連れたお母さんも気兼ねなく楽しめる。

 【メモ】cafe NINOKURA 本庄市千代田4の2の4(電話0495・24・7878)。木曜日が休み。土・日月曜日が午前11時~午後5時、火・水・金曜日が午後3時まで。つみっこ(すいとん)膳880円、スープ豆カレー700円、今日の丼ぶり600円(共に税込み)。

ツイート シェア シェア