埼玉新聞

 

「分子の塊」溶連菌を抑制 劇症型治療薬開発に期待

  •  神戸大の丸山達生教授

     神戸大の丸山達生教授

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 手足の急速な壊死や多臓器不全を引き起こす「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の原因となる溶血性レンサ球菌(溶連菌)について、塊状になって菌の働きを抑える特殊な分子を発見したと、神戸大などの研究チームが7日までに米化学誌電子版に発表した。致死率が30%と高く「人食いバクテリア」と異名を取る劇症型の治療薬開発に活用できると期待される。

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