埼玉新聞

 

ベルク「埼玉150周年記念弁当」好調、千葉でも人気 コロナと戦う埼玉へ、ベルク2千万円を寄付

  • ベルクの原島社長(左)は大野知事に、埼玉県誕生150周年記念弁当の販売が好調なことを紹介し、引き続き県の施策に協力することを約束した=22日、県庁

  • 9日発売の「埼玉150周年記念弁当」(県提供)

 食品スーパーのベルク(埼玉県鶴ケ島市)は、県の施策を支援しようと2千万円を寄付した。内訳は新型コロナウイルス感染症対策推進基金に1千万円、一般寄付に1千万円。22日、県庁で原島一誠社長に大野元裕知事が感謝状を贈った。

 新型コロナの自宅療養者にレトルト食品などを詰めた食事セットを、自宅まで届ける県の配食サービス事業に協力するベルク。知事は寄付のほか、サービス事業にも協力することに謝意を示した。

 ベルクは2月から県誕生150周年を記念して県産食材を使った弁当の販売を開始。原島社長は「売れ行きが好調で、千葉県など県外店舗でも人気を集め、弁当開発の依頼もある」と話し、「県民の日である11月14日まで改良を加えながら販売に注力する。県全体を盛り上げられるよう、各種支援を続ける」と述べた。

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