埼玉新聞

 

福島第1原発事故後、初の窯出し 「大堀相馬焼」の物産会館

  •  「陶芸の杜おおぼり」の登り窯で焼いた、自身の作品を手にする佐藤哲慈君(左端)=3日午前、福島県浪江町

     「陶芸の杜おおぼり」の登り窯で焼いた、自身の作品を手にする佐藤哲慈君(左端)=3日午前、福島県浪江町

  •  「陶芸の杜おおぼり」の登り窯で焼いた、自身の作品を手にする佐藤哲慈君(左端)=3日午前、福島県浪江町

 東京電力福島第1原発事故による避難指示が昨年3月に一部解除された福島県浪江町大堀地区で3日、国指定伝統的工芸品「大堀相馬焼」の物産会館「陶芸の杜おおぼり」の登り窯から、4月に焼いた地元児童らの作品を取り出すイベントがあった。窯出しは原発事故後初めてで14年ぶり。避難先で作陶を続ける窯元らによる展示販売会も同時開催されにぎわった。

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