埼玉新聞

 

<埼玉西武だより>ドームのネット裏パーティーテラスに高級感 落胆も感動も一足早く味わえる特権あり

  • ネット裏パーティーテラス(球団提供)

 まるで“スイートルーム”がそのままスタンド内に飛び出してきたようだ。

 今年誕生するメットライフドームのネット裏パーティーテラスは、バックネット裏最上段の一塁側に設けられた「ソファタイプ」のグループ席。その工事は完了間近で、高級感漂う雰囲気がスタンドの一角に出現した。6~8人で利用できる席が10組という希少なシートではあるが、隣のグループとはガラスで仕切られ、接待利用や、大事な家族や友人とゆっくり野球観戦を楽しむことができるグループ席である。

 そして、「この座席の角度から」ならではの野球の楽しみ方がある。

 フィールドを見下ろせば、その先にはホームベースから左翼ポールまで一直線に伸びる三塁線。右の強打者が豊富なライオンズの大砲たちが思いっきり引っ張った打球が、白線の内側に落ちるか、外側に落ちるかが、球場内の観客の中でも最も早く分かる場所の一つと言えよう。その他の観客がまだ結末を知らぬその一瞬、落胆も感動も一足早く味わう特権がついている。

 特権と言えば、もう一つ。天気の良い夏場にこのネット裏パーティーテラスでナイターゲームを観戦する方におすすめなポイントがある。夜が暮れて後ろを振り向けば、そこには大きな満月が見えるかもしれない。そこにライオンズの勝利となれば美酒が約束される。

 ぜひ一度、大事な一日にこのネット裏パーティーテラスを選んでみるのもいいだろう。

 球団の広報部員は「私も身を持って感じたことがありますが、プロ野球を観戦するということは自ずと人と人との距離を縮めます。そして、この広いメットライフドームの中で仕切られた特別な空間『ネット裏パーティーテラス』で時間を共有することで、一つの試合がより思い出深く感じるはずです。また、この場所は都心の屋上テラスやルーフトップバーのように、大人が楽しめる場所でもあるというのが特徴だと思います。L’sSPORTSBARBRICKSがすぐ近くにあるので、ビールやBARフードを楽しみながら、この席ならではの観戦体験を味わうことができるしょう。ぜひこの空間で、何十年後も忘れないような特別なひとときをお過ごしください」と呼び掛けている。

 (埼玉西武ラインズ広報部)

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